仕様
line-height | <number> |
---|---|
一括/個別 | 個別指定 |
初期値 | normal |
適用対象 | すべての要素 |
継承 | あり |
百分率 | 要素自体のフォントサイズを基準 |
計算値 | パーセンテージか length を指定すると絶対的な値、それ以外は指定通り |
補足 | <length-percentage> = <length> | <percentage> |
line-height プロパティは、テキストのような行で使われる空間の量を設定する個別指定プロパティです。
継承プロパティなので、省略時は inherit 相当で継承された値が指定値となります。
<number> 値
- cdvSample010
> div { outline: solid1px ; }currentColor
- <div class=
"cdvSample010"> - <div style=
"">例<br>示</div></div>
例示の雛型です。style属性を書き換えて例示しています。
輪郭線は、要素を視覚化する為に記述しています。
示
- line-height: 2;
- font-size: 2em;
単位のない値 (number) を指定しました。number は、font-size の計算値に掛けたものが使用値です。計算値は、指定された number と同じです。
示
<length> 値
- cdvSample010
> div { outline: solid1px ; }currentColor
- <div class=
"cdvSample010"> - <div style=
"">例<br>示</div></div>
例示の雛型です。style属性を書き換えて例示しています。
輪郭線は、要素を視覚化する為に記述しています。
示
- line-height: 2em;
- font-size: 2em;
単位 em の値を指定しました。em は、font-size の計算値を用います。
示
- line-height: 4.8rem;
- font-size: 2em;
単位 rem の値を指定しました。rem は、ルート要素のfont-size の計算値を用います。
ルート要素には、font-size: 62.5%; を指定しています。
示
- line-height: 48px;
- font-size: 2em;
単位 px の値を指定しました。px は、1 ピクセルです。
(ブラウザなどの環境で文字サイズ 16px を想定しての表示例です。)
示
- line-height: 5vw;
- font-size: 2em;
単位 vw の値を指定しました。vw は、ビューポートの初期値の包含ブロックにおける幅の1%と同じです。
示
- line-height: 10vh;
- font-size: 2em;
単位 vh の値を指定しました。vh は、ビューポートの初期値の包含ブロックにおける高さの1%と同じです。
示
<percentage> 値
- cdvSample010
> div { outline: solid1px ; }currentColor
- <div class=
"cdvSample010"> - <div style=
"">例<br>示</div></div>
例示の雛型です。style属性を書き換えて例示しています。
輪郭線は、要素を視覚化する為に記述しています。
示
- line-height: 150%;
単位 % の値を指定しました。% は、要素自身のフォントサイズに対する相対値です。計算値はこの percentage に要素のフォントサイズの計算値を掛けたものです。
示
キーワード
- cdvSample010
> div { outline: solid1px ; }currentColor
- <div class=
"cdvSample010"> - <div style=
"">例<br>示</div></div>
例示の雛型です。style属性を書き換えて例示しています。
輪郭線は、要素を視覚化する為に記述しています。
示
- line-height: normal;
キーワード normal を指定しました。normal は、ブラウザ(ユーザーエージェント)が適切な値を選択します。
示
CSS全体のキーワード
- cdvSample460
> div { outline: dashed1px ; line-height: 2; padding: 1.0em; }currentColor - cdvSample460
> div { outline: solid> div 1px ; }currentColor
- <div class=
"cdvSample460"> - <div>親<br>要素<div style=
"">子<br>要素</div></div></div>
例示の雛型です。style属性を書き換えて例示しています。
パティングは、コンテンツ領域と境界領域に差を付ける為に記述しています。
要素
要素
- line-height: inherit;
キーワード inherit を指定しました。inherit は、明示的な継承です。
要素
要素
- line-height: initial;
キーワード initial を指定しました。initial は、プロパティの初期値を設定します。line-height プロパティの初期値は normal です。
要素
要素
- line-height: unset;
キーワード unset を指定しました。unset は、プロパティをリセットし継承プロパティなら継承,非継承プロパティなら初期値を設定します。line-height プロパティは継承プロパティなので継承した計算値を設定します。
要素
要素
付記
次は、上位のページの「要素の高さ」に戻ります。
要素の高さについて記述する事を目的としたページです。
前のページの「min-height プロパティ」はこちらです。
width, height プロパティなどの示す値が、コンテンツ領域の左端(上端)から右端(下端)の距離か、境界領域の左端(上端)から右端(下端)の距離かを設定する個別指定プロパティ box-sizing プロパティ についてはこちらです。